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TontonSystemのメールマガジン集
民主主義と資本主義の折り合いを目指す理念と方策

第139号 2007年08月20日 「ネット新聞を改めて考える(その3)」

――TontonSystemのメールマガジン 第139号―――――――――――――――
   
  ★ 民主主義と資本主義の折り合いを目指す理念と方策
     日本発のグローバルスタンダードへ!

        2007年08月20日号(不定期発行)

---------------------第139号の目次-------------------------------------

 1 今回のコラム
  ■ ネット新聞を改めて考える(その3)
  ■ 暴落暴落大暴落
 2 次号(第140号)の予告
  3 TontonSystemとは
  4 TontonSystemのホームページ
  5 利用配信システム
 6 登録・解除・アドレス変更
  7 バックナンバー
 8 注意事項

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1 今回のコラム

読者の皆様、遅くなりましたが残暑お見舞い申し上げます。

先週は猛暑猛暑猛暑大猛暑猛暑で大変でした。このまま猛暑が続くのかと思えば急に涼しく なったりと気温までが乱高下しています。気象庁は天気に介入できないのでひたすら予測の みですが、株と為替の方は当局の介入でどうなることになりますやら。

では本題です。

■ ネット新聞を改めて考える(その3)

○ネット新聞コンテンツモデル

ネット新聞のビジネスモデルはまだ確立されていない。既存のネット新聞が試行錯誤で奮闘 努力しているのが実情だろう。つまり経営モデルと商品であるところのコンテンツモデルがな かなかうまく組み合わないのである。

色々なコンテンツモデルが考えられるが一番大事なことはできるとこからコツコツと!が良い と思っている。たしかに既存のネット新聞はできるとこからコツコツやっていると思う。しかし 将来的にテレビを脅かすような存在ではない。両者の間には人材面でも資金面でもアリと象 ほどの違いがある。

この大きな差を最初から認め、小さいことに徹するのもひとつのやり方である。天下国家を 論じることは大事だし、政府やマスコミ等の発表に異議を唱えることも必要である。ただしそ れだけでは個人ブログと大差なく大手テレビ局と同じ土俵にはいつまで経っても上がれな い。

ネット新聞が同じような考えを持つ人同士の「SNS」ならそれはそれで良いのだが、本来の目 的はもっと不特定多数の人に観てもらうことだろう。もっと具体的に言えば、ネット新聞を観 ない人、既存の新聞などを読まない人、しかしテレビはよく観る人に観てもらいたいのであ る。

これは大変難しいことだがこの部分をネット新聞の経営者や編集者そして記者にも認識して もらわないと大手テレビ局に対抗できるネット新聞など最初から空想の世界になる。

以上のことを頭に入れて検討するとネット新聞は「ローカル紙」から出発するのが望ましいと 考える。この「ローカル紙」だが独自に作っても良いし、既存のネット新聞の「支所」として勝 手連的に作っても良いと思う。ただしこの場合は、ネット新聞と友好関係にあることが必要だ ろう。

ローカル情報は「市民記者」が一番力を発揮できる領域なのでここから力を磨くのが良いと 思う。読者の中心もその地域の人達が先ず対象になるだろう。「ローカル紙」でもネット新聞 の「支所」でも複数の市民記者が互いに見える範囲で協力することが大事である。

「3人よれば文殊の知恵」と言うように複数なら色々な角度から取材し記事にまとめることもで きる。また不当な圧力にも複数なら対抗しやすい。個人ブログとの差はまさにこれらの点に ある。

既存のローカル新聞や既存のローカルテレビ局が扱わない地域の隠れた情報を掘り起こす のは口で言うほど簡単ではない。地域に住むだけに逆に見えないしがらみや圧力がかかる だろう。

しかし何もスクープ記事だけが売りではない。地味な記事や映像の積み重ねが信頼の基で ある。特に政治がらみでは色々な勢力から色眼鏡で見られるだろう。筆者の理想はリベラル だが、仮に「リベラルな新聞」でも地域の保守勢力からは左に見られることだろう。しかし八 方美人になることはない。「社説」で堂々と主張すれば良い。

今、各地で無料の「ローカル情報紙」が各家に配布されている。またスタンド置きのフリーペ ーパーも多く発行されている。これらの無料情報紙はいずれも広告が主だが記事の中には 付加価値の高いものもみられる。

よって「ネット新聞のローカル紙」は既存新聞のローカル面やローカルテレビ局、そして地域 の無料情報紙が競合相手ということになる。またニュースが大きければキー局や大手週刊 誌なども競合相手になるだろう。

つまり「ネット新聞のローカル紙」といえど質の高さは最初から要求される。これを素人の「市 民記者達」が担うのは荷が重い。その意味ではベテラン記者やそのOBなどによる記者養成 プログラムが必要になる。

もちろんそれぞれが試行錯誤で悪戦苦闘して腕を磨くのも悪くはないがそれだけ時間がか かる。よってその制度を既存のネット新聞あたりがバックアップしてくれれば有り難いがそれ だけの余力があるか不明である。

なお、「市民記者達」では手に余る案件はプロジャーナリストや既存のネット新聞に支援を頼 むのも良いだろう。金銭的に難しい点もあるが同じ志を持つ者はやはり協力しないと共倒れ になる。

各地に誕生した「ネット新聞のローカル紙」をネットワークでつなげば広域版、さらには全国 版もできる。また「ネット新聞のローカル紙」が「ネットによるローカルテレビ」に進化すること も可能でこれらもネットワークでつなげば広域版や全国版ができる。

情報過多のこの時代、「ネット新聞のローカル紙」が読者をどれだけ増やせるか、また「ネッ トによるローカルテレビ」がどれだけ視聴率を取れるか、やってみないとわからないが大変厳 しいことだけは間違いないだろう。いずれにしろ試行錯誤でやるしかないだろう。

読者の皆さんからは、筆者自ら「ネット新聞のローカル紙」を創立したらどうかと言われそう だが私的な理由で今は時間が取れない。その意味では楽な「評論家」でしかない。

筆者はジャーナリストになる気はない。むしろ起業家、実業家になるのが夢である。そしてト ントンシステムを実践したい。現状ではほとんど「妄想だけ」であるが、できる範囲でコツコツ やるつもりである。

次回は別の角度から「コンテンツモデル」を検討する。


■ 暴落暴落大暴落

Topixは8月10日の暴落後、8月14日に若干戻したが15日暴落、16日暴落、17日大暴落と急 降下である。8月9日、10日で計10兆円もの売買があったがこれで流れが変わったわけでは なかった。

参議院選挙前の暴落を買い支えたのは個人投資家と言われる。その後も外国人の売りが 続く中買いに回ったのはやはり個人投資家と推測される。

ところが8月15日、16日、17日の3日間で約10%もさらにTopixは下がってしまった。この3日間 の売買代金は約11兆円である。

個人投資家の半分以上は信用取引を行っている。さすがにこれだけ暴落すると持ちきれず 投げ売りした個人投資家も多く出たらしい。さらなる暴落リスクを考えれば損切りもやむを得 ないかもしれない。

為替も急激に円高に動いている。筆者は円高論者だが急激な円高は経済には悪影響が強 すぎる。なお、円安で儲けていた個人投資家も多いと思われるがこの円高で儲けはかなり飛 んだと思われる。

今回の株や為替の急激な変動は世界的なカネ余りを背景にした無責任なもたれ合いが原 因である。「高利回り商品」のリスクを世界中で分担することでリスクが少なくなったと勘違い した結果である。

銀行だって預金者が一斉におカネを下ろせば潰れる。それと同じでいくらリスクを分担しても それぞれが我先に逃げようとすればパニックになるのは当然である。これでは本当のリスク 分担になっていない。

実体経済と乖離した「投機ゲーム」は世界経済を大きく混乱させる元である。筆者は「投機ゲ ーム」を全部否定するつもりはないが、実体経済をベースにした株式市場も必要だと考え る。それが世界経済の安定にとって要となるだろう。

「投機ゲーム」が破綻しそうな場合、その予防策を取るのが各国の中央銀行だが、ときには 方策を間違え大きな混乱を招くこともある。

そうならないためにも別のシステムを用意することが大事である。これにより中央銀行が「神 のような存在」から脱却できる。世界中のキリギリスさん達とアリさん達が納得できる新しい 株式市場の創設が必要である。

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2 次号(第140号不定期発行)の予告
  「ネット新聞を改めて考える(その4)」
  
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  その具体的方策です。TontonSystemを理解するには、現状の民主主
  義と資本主義の問題点、そして経済原則とは何か、市場原理とは何
  か、を理解する必要があります。TontonSystemは、現状ではハード
  ルはかなり高いですが、やるだけの価値はあると思います。
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 ★発行者 孟 宗竹 ■メールアドレス take3@tontonsystem.com
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