| コード20041008 M101 来年は千葉県知事選挙、どうする堂本勝手連
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2001年の千葉県知事選では「無党派」の堂本あき子氏が当選した。このとき活
躍したのが「堂本あき子を県知事にする勝手連」である。マスコミも無党派層の勝
利のような書き方をしていた。多数の勝手連が生まれたが、その中からある勝手
連のホームページを紹介したい。なお***は筆者が伏字にしたもので文章は
一部簡略した。
「やったね!市民パワーで堂本あき子さん当選!
堂本さんは、 私たちと同じ言葉で、同じ思いで「環境、福祉、女性、千葉県」を語
れる人です。すべては、これからが始まりです。いろいろな方法で、私たちの想い
を届けて応援していきましょう!(中略)
市民ネットワーク・***は、長野、栃木に続き、千葉県にも、新しい政治の風を
吹かせたいと堂本さんを支持し応援してきました。
2人の代理人***・***は、3月議会の合間を縫って、***駅で堂本さん
とならんで応援のスピーチをし、ネットのメンバーは、早朝・昼間・夕方の駅頭でチ
ラシまき、電話かけ、ポスター貼り、選挙カーのウグイスおばさん・・・と近い将来に
は老体と言われる身体に鞭打って、本当によくがんばりました。
そして、事務所には「なにか手伝いたい」と電話が入るようになり、縁起物のカチ
グリ(勝栗)も届いたりして、少しづつ手応えが感じられるようになりました。
そして迎えた投票日、あまり上がらない投票率にやきもきしながら、速報に見入
り、確定票が出て、やっと安心。よかった!これで「保守王国千葉」なんてもう言わ
せないぞ。
皆様、ご支援ご協力ありがとうございました。堂本さんは、県民との対話を大事
にしたいとおっしゃっています。」
勝手連の熱気が伝わる内容ですが、キーワードは「市民パワー」と「保守王国千
葉なんてもう言わせないぞ」でしょう。
さらにこの勝手連では次のような選択も提示する。なお***は筆者が伏字にし
たもので文章は一部簡略した。
「今度の知事選挙はいくつかの選択を私達に迫るものです。
千葉県民が都市開発(行政やその下請けコンサルタントは これを「まちづくり」と
言い換えて無駄な公共工事を進めて、 全国で「まち壊し」を行なって来たこと)を
認めるのか? あるいは21世紀は教育・福祉・環境を重視した千葉県にしていく
のか? という選択です。
自民党、民主党、共産党という「政党」の車に乗った「無所属?知事」を選ぶの
か?あるいは「県民」の車に自らの決断で乗った「県民の無党派知事」(堂本あき
子)を選択するのか? という問いかけです。
「***・勝手連」はその問いかけを広く県民に訴えていきたい。堂本あき子と一
緒に「千葉も変えよう!」
勝手連の方の思い入れはかなり強いようだ。紹介した勝手連に限らず、ほとんど
の勝手連が同様のコメントを残している。そしてこのフィーバーにより堂本氏は当
選した。
実は筆者は堂本あき子氏が立候補したとき何か違和感を感じていた。その違和
感とは民主党系の知事を防ぐために登場したのではないか、または利用されたの
ではないかという「勘」である。
それがひょうたんから駒で当選してしまった。
筆者は「勝手連運動」に対しては多くの場合支持してきたが今回は何か作られた
ような、また付和雷同的な感じが強かった。一言で言うと、勝手連のまさに勝手な
「片想い」のような気がしてならなかった。
今週のコラムで扱った千葉県住宅供給公社破たんの問題でも土地売買の疑惑に
対して堂本知事は積極的に調査したとは思えない。つまりいまだに開発できない
土地を莫大な金をかけて買った理由が明らかでなく、責任の所在もあいまいであ
る。
しかしこの問題に関しては堂本知事は幕を引きたいようだ。
堂本知事に対しては最近、県経済界から来年の知事選挙に立候補して欲しいと
の要請が出ているようだ。県経済界の主流は前回の知事選挙では自民党推薦候
補を支援した。このことから自民党が堂本知事を支持または推薦することはほぼ
確実とみられる。
なお、この要請に対し、堂本知事は「重く受け止める」と満面の笑みで話し、再選
出馬に改めて意欲をみせたと言われる。変わり身の早い人だが「正直な人」でも
あるようだ。
堂本勝手連の皆さんが来年はどうするのか、どうホームページにコメントを書くの
か、興味深い。ネットサーフィンが楽しみである。
追伸
民主党はまだ知事候補を決めていないというが、多数相乗り候補と共産党系候補
の戦いという馬鹿げた選挙はもう止めてもらいたい。少なくとも政権交代を目指す
民主党が相乗りするようなことは止めてもらいたい。これは民主党の自滅行為で
ある。
また無党派層も無所属だからといって信用しないことである。共産党は政策面で
共闘すべきである。「敵の敵は味方」はもう卒業した方がよい。
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